施設に入所している母のところに 会いに行ってきました。
年明け3日目にして、今年初めて一時間ちょっと顔を合わせて帰りました。去年までは家で一緒に過ごしていたのに、今年はお正月でもずっと一緒にいられないのが寂しい。
施設に入ってから 3ヶ月少々経ちましたが、しゃべっている内容がかなり意味不明になり、自分で鼻をかむことができなくなっていることに気づきました。
家にいる時も、きちんとした会話は成立できなくはなっていましたが、その度合いが確実に進んだことを感じます。鼻水や涙が出ているときに ティッシュペーパーを渡しても、もう自分でふくということを忘れているようでした。
施設にいるとなんでもやってもらえるので、今まで自分でできていた能力が次々奪われていくのは仕方ないことなのでしょう。母ができる能力をギリギリまで維持させようとするなら、つきっきりで辛抱強く待つ必要があるのですから。
家にいる時には必ず側に家族の誰かはついていたので、会話の能力もかなり維持されていたのだと思います。
それにしても、今の母の言語の崩壊ぶりは 真似することすらできません。脈略のない言葉のオンパレードで、ある意味文学的!と思えることもあるくらい。
そういえば家にいる頃、寝言では面白いことをよく言っていたことを思い出します。
母の寝言でおかしかったのが
「まるこめちゃんが言っていたのね」。。。というもの。
さらにおかしかったのは 父の寝言で
「鶴は千年、亀は万年。。。。。。亀は長生きだな」