外出自粛の必要性があるとはいえ、人との接触を避けられる形での散歩などは、体力維持のためにも必要ですね。このところ、数日おきに買い物に出る程度しか外出をしていなかったせいか、たまに買い物に出て帰ってくると全身の疲れと股関節の痛みが強く出ます。
介護で今以上に外出できなかった頃に比べれば、だいぶ脚の筋力はついた感じはしますが、 ああ、またあまり歩かないから足腰が弱ってきてるぞ、という感じが このところありありとします。
個人差があることだと思うのですが、私の場合、脚が痛くなるからなるべく歩かないようにしていると、筋力が弱くなってしまうせいか ますます状態は悪くなってしまいます。
しゃがむという動作は、股関節症の人にとっては拷問に近い辛さだと思うのですが、それをしないようにしていたら、ますます脚がかたくなり 曲げることができなくなったことがありました。
痛いけど頑張って歩く、痛いけど我慢して曲げたり動かし続ける。
私はそれを実行することで、手術せずに今をなんとか生きられている気がします。
でも、もし他の人が私の真似をしようとしてたら、それは危険だからやめた方がいいよ、と言うでしょう。
私の場合は、自分の身体で人体実験しているも同然ですから。
今まで多くの人から助言をいただきました。
「いい整形外科があるから紹介しましょうか?」
「評判のいい治療院があるけど行ってみたら?」
「手術すれば治るんでしょ?」
整形外科に行けば、私の場合あとは手術の道しかないでしょう。手術でその後の人生を今より快適に生きられるとは限らないので、私は手術には踏み切れません。
また、変形性股関節症についてよく知らない人だと、「手術すれば治るんでしょ?」と、悪気なくつい言ってしまうと思うのですが、そんなに簡単に治るものなら、とっくに私だってやってますよ!と、言いたくなりますね。
治療院に関しては、ネットで調べたりするとたしかに気になるところはありますが、通院には遠すぎることや料金が多額にかかることを考えると、断念せざるを得ません。
ベリカンたちは元気に歩けていいな~!