母が入所している施設では 新型コロナウイルスの感染予防のため、かなり早期に面会の自粛要請が出ていました。
そのため すでに2ヶ月も 母に会いに行くことができない状態が続いています。
母がコロナウィルスに感染してしまったらどうしよう。。。
娘である私や、兄のことをすっかり忘れてしまっていたらどうしよう。。。
しばらく会わないうちに、認知症はどんどん進行し 体力も弱っていたらどうしよう。。
寂しく不安な気持ちで毎日を過ごしていたらどうしよう。。。
母のことを思うたび そんな心配ばかりが浮かんできます。
私は母のことが大好きで 子供の頃も今も、母のことは世界で1番!宇宙で1番!
とにかく大好きな存在なので、会えないことは辛く悲しいことなのです。
でも、世の中には、施設にあずけた親のことを心から愛せない人はいて、それでも時折、施設にあずけた親の面会を 義務的にしている人もいることでしょう。
そのような人はもしかしたら この面会できない期間を、面会に行かなくても誰からも責められない期間、として ほっとしている。。なんてこともあるのかな。と。
もしそのような気持ちを持つ人がいたとしても、薄情な人だとは私は思いません。
相手が「親だから」という理由だけでは、愛情を持って介護し続けることは困難だと思えるからです。
私だってもしも自分に対し あまり愛情をかけてくれない親だったとしたら、場合によっては介護を拒否したり、早期に施設にあずけたりしたかもしれません。
私が母に対する想いの深さは、「親だから」ということより、愛情をかけて育ててくれたひとりの人間として、とにかく好きでたまらないからです。
母に会いたい。