手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

認知症が進行してしまう不安

今週のお題「会いたい人」

 

入所している母に会えなくなって すでに2ヶ月半位は経過しています。

とにかく今は、母に会いたくて会いたくてたまらない。

外出自粛で不自由なことは数々あるけれど、母に会えない時間がどんどん経過していくのが物凄く不安であり、恐怖であり、悲しみであり、今の私にとっては最強の苦しみです。

 

先日、介護施設の方から 様子を知らせる連絡がありました。

電話には兄が対応したのですが、報告の内容から推測すると、最近では足腰が弱まり自分から立ち上がろうとすることもなく、会話力もだいぶ低下しているようでした。

昨年(2019年)9月まで、まだ家にいた頃には、支えられてなんとか歩行はできたし、会話がかみあわなくても 自分から積極的におしゃべりする母でした。

 

最後に面会に行けたのは2月の下旬。

その時点でもすでに、なかなか言葉を発しなくなっていました。

そんな母を今まで見たことがなかったので、言い様のない不安を感じてしまいました。。。

 

miyuyuchang.hatenablog.com

 

家族から離れ 施設に入った時点で 認知症が進行することはある程度覚悟しています。だけど、できる限り家族が会いに行くことで、その進行スピードを少しでも遅らせることができると思っていました。

 

その間、父が亡くなったりして大変な時期もありましたが、それでもなんとかつなぎとめようと頑張って、母に会いに行っていました。

 

会えない時間が長くなればなるほど、会いたい気持ちは強くなる半面、すっかり弱ってしまった母を見る怖さも増大しているのを感じます。

 

認知症は進行してしまうものだと 覚悟はしています。

94歳という母の年齢を考えても、認知症の進行、そして老衰といった流れになっていくのは、自然のことといえるのでしょう。

でも、できればその流れを 家族として身近に感じ、見届けながら、そう遠くない未来に巡ってくる母の死を受け入れたいと思っているのです。

 

今の状況を考えると、介護施設への面会自粛はまだまだ緩和されそうにないですね。

会えないままに、母がどんどん衰弱していったり さらには死を迎えることになってしまったら と考えだすと 気持ちのやり場もありません。

 

 

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 コロナが早く終息して、母に会って母に触れて、母に甘えたい。

 

 

 


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