手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

過去に戻って修正したいこと

今更ですが、3週に渡ってテレビ放映されたバックトゥザフューチャーを、初めて見ました。

過去を変えると、それに関連した現在も未来も変わっていく、という発想は、自分の人生を考えるのに役立つ気がします。

 

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そこでもしも、過去に戻って修正したいことがあるとすれば、私はなんだろう?と考えてみました。

過去には失敗も無駄なこともたくさんしてきましたが、自分の好きなように生きてこられた気がするので、修正したい過去はないなあ、と。

 

でも、よーーーく考えてみたら、ひとつだけ浮かびました!

  

それは私がまだ赤ちゃんだった時代に戻って、母親に私の股関節の矯正をしてもらいたい、ということ。

 

先天性股関節脱臼といって、私は生まれつき股関節がゆるいタイプで、少しゆるいまま気づかずに成長していってしまった結果、30代位からジワジワと股関節の違和感を覚えるようになり、変形性股関節症にまで発展してしまいました。

 

今は乳児健診で、そのような兆候のある赤ちゃんはすぐに発見され、早期に矯正してもらえるので、私のようなケースで股関節症に苦しむ人の数は 将来的にはほとんどなくなるようです。

 

もちろん、私の生まれた時代はそのような検査項目はなかったうえ、布おむつに、おんぶ、といった昔ながらの育てられ方をしたのが、脱臼をさらに助長していたようです。

 

それでも私自身も股関節がゆるいなんて自覚は30歳位まで全くなく、学校生活も他の子供と同じように、ごくごく普通に送ってこられました。

 

ただ、今になって考えると、正座とかあぐらとか、長時間しゃがんでいることは嫌いだったし、幼児期にはちょっとしたことで肩の関節が外れたりすることもあったし、運動は苦手だし嫌いでした。

 

運動嫌いに関しては、単に体力がなかったから、と思っていましたが、気づかないところで脱臼気味の股関節の影響を受けていたような気がします。

 

過去を修正し、現在の私が変形性股関節症でなくなっていたら、どんなに素晴らしいだろう!と思いますが、 そうなったらそうなったで、なにか別の「苦=人生の課題」が授けられているのかな、などと、余計なことを考えてしまう性分です。

 

 

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