手術しない股関節症と親の介護ブログ

独身50代女性による親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組み 歳を重ねて気づいてきたことなど

親孝行ってなんだろう?

必死で親の介護をしていた頃に、兄も私も人からよく言われたけれど、心には響かなかった言葉があります。

 

それは、

「えらいね」

「親孝行だね」

・・・・・という、ほめ言葉?

 

これって、言われた側としては光栄なことなのかもしれないけれど、介護で疲れ切った私にとっては、ずっしり重い言葉に感じました。

 

それよりも、「大変だね」とか「あなたも身体を大事にね」と、ねぎらう言葉をかけてもらったほうが、身に染みてありがたかったことを思い出します。

 

はっきり言って「親孝行」という言葉は、なんだか荷が重たい気がして、私としてはあまり言われたくないし、人にも言いたくない言葉のひとつです。

 

(父は2019年11月に95歳で他界  母は要介護4で2019年9月に93歳で施設に入所)

 

 

そもそも【親孝行】ってなんなんだ?

 

調べてみると【子が親をうやまい 親に尽くすこと】と、説明されている。

 

漠然としていてよくわからないな

 

もうちょっと詳しい説明を探してみると【親を大切にし 真心をもってよく尽くすこと】と記されています。

 

なるほど!

でも、これって親に限ったことじゃなく、誰に対しても した方がいいことじゃないのかな、と私は思ってしまうのですが・・。

 

親孝行の代表と言えば、結婚とか出産ってことになるのかな?

「初孫を見せてあげる」なんていうのが、人生最大の親孝行のようなイメージがあります。稼いだお金で、親に家をプレゼントする!・・なんていうのも、かなり親孝行度高めな気がします。

あくまでも、私の勝手な親孝行イメージですが (^-^;))

 

そのように考えると、私は世間の人が考えるような親孝行はなにひとつしてこなかったわけで、親から見たら果たして私は良い子供だったのかどうか、未だに謎なわけです。

 

父が亡くなった後に叔母さんから聞いた話ですが、父は以前「子供の育て方を間違っていたのかもしれないなぁ」と、言っていたことがあるとか! 

 

たぶんそれは、私が人並みに結婚して独立したりせず、いつまでも親元に暮らして、好きなように生きていたからだと思うのですが。。。

 

でも、そのおかげで父は超高齢になって亡くなる寸前まで、家族そろって暮らせたし、子供たちから身の周りの世話もしてもらえたし、寂しい思いをすることもなかったと私は思いたい。

 

父は私のことを、どお思っていたのかなあ?

 

口うるさい娘だな。

 

そんなふうに思われてる可能性は、、、一番高そう。。。

 

でも晩年は、私の名を呼んで「ありがとね」と言ってくれることが多くなっていたのもたしか。

 

父は、私が父の娘であったことを、よかった、と思ってくれたことがあったかな。

 

父は、自分の気持ちを言葉にして伝えることは滅多にしない人だったので、最後の最期まで、どんな想いでこの世を旅立っていったのかはわからない。

 

でも、

  

 

「いい家族に恵まれて幸せだった」

 

 

父が死を迎え入れるまでの、意識がうすれていくどこかで、このことをたとえ一瞬でも思ってくれていたら、私はどんなに救われるだろう。。。と、いつも思う。

 

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