手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

お年寄りが苦手でした。

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

 

正直言って、私は40代後半くらいまで、お年寄りとはあまり親しく接することができないタイプでした。

 

それはお年寄りは嫌い、ということではなく、単にお年寄りに慣れていなかったのだと思います。

 

うちはずっと両親と兄と私の4人家族でした。

小さい頃にも、おじいさんやおばあさんと一緒に暮らした経験はありません。

まだ私が小さかった頃、たまに、母方の祖父母がうちに来ることもあったのですが、可愛がってもらったという記憶はあまりないのです。

 

父方の祖父母は、私がかなり小さい頃には亡くなっていたので、会った記憶すらありません。

母方の祖父母はたまにうちにも来ていたので、顔を合わせた記憶はあります。

孫なのにその程度の記憶しか残っていないのは、なんだか不思議です。

 

祖父母は特に冷たい人というわけではなかったかと思うのですが、自分たちの方から積極的に孫を可愛がるタイプではなかったように思います。

私ももっと子供らしく無邪気に甘えてみれば、祖父母との関係ももう少し濃くなっていたのかもしれませんが、人見知りだったので それは無理だったでしょう。

 

私は母親には100%甘えられたのに、母親以外の大人に対してはなんとなく警戒心を持っていたような感じがします。

変な警戒心を持たずに、人懐っこい子供でいた方が、祖父母にも可愛がられ、お年寄りに対する苦手意識はなかったかもしれないですね。

 

でも、今ではお年寄りが苦手どころか、お年寄りを見かけるとついつい目で追ってしまいます。特に、介護されているお年寄りを見かけると、胸がいっぱいになってしまいます。なにか困っていそうなお年寄りを見かければ、積極的に声をかけることもできるようになっています。

 

それは自分の両親がお年寄り世代に移行していき、やがて介護が始まり、お年寄りがグングン身近なものに感じられるようになったからだと思うのです。

 

子供時代に、祖父母とももっと触れ合っておきたかった。

 

祖父母だけじゃなく、数年前まではまだ生きていた親戚のおばさんやおじさん、母と仲良しだった近所のおばさん達、今はもうみんな亡くなってしまったけれど、もっとたくさんお話したり、優しくしてあげたかったな。

 

いろいろ経験してきた今だから思うことだけれど。。。

 

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