手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

病院に行くとお年寄りが気になる

私は、コレステロールの数値が高めなので、その薬をもらうために月に一度、内科を受診しています。

兄も持病があるため、一緒に通院しているのですが、去年までは両親も一緒に受診していたので、介護タクシーで連れて行って受診させるのにも とにかく一苦労でした。

でも今は、自分のことだけ気にかけていればいいので、楽になったと言えばその通りなのですが、周囲にいるお年寄りの様子が気になって気になって仕方ありません。

 

見ていて一番思うのは、ひとりで来るにはかなり心配なお年寄りがたくさんいるなぁ、ということ。

 

なので、受付の人や看護師さん達も、いろいろなことを事細かにいちいち説明してあげなければならなかったり、付き添って手伝ってあげたりしなければならないようで、見ていて気の毒になることも。

 

それでも、ひとりで来なければならないお年寄りはたくさんいるわけですよね。

たとえ家族はいたとしても、通院に付き添えるとは限らないわけだし。

 

先日も、ひとりで来ていたおばあちゃんが、病院での会計を終えてバッグの中にお財布をしまおうとするのだけれどうまく収まらず、結局バッグから半分お財布が飛び出たまま帰っていったけど、大丈夫だったかなあ。。。

 

よけど声をかけようかと迷ったけれど、バッグは目の届く位置に斜めかげにして帰っていったし、きっと大丈夫。。たぶん、大丈夫。。。かな。

声をかけて 余計なお世話になっても失礼だしね。。。と、自分に言い聞かせました。

 

通院している内科は、大きな病院と違って比較的小規模なクリニックなので、ひとりで来ているお年寄りにも手厚く親切に対応してくれますが、大きな総合病院などでは、お年寄りがよくわからずにオロオロしていたり、ぼーっと立ち尽くしていたりしている光景をよく目にしました。

 

ひとりできているお年寄りももちろん気になるのですが、本当に私が一番気になるのは、娘か息子に付き添われて来ているお年寄りです。

 

父が初めて入院した2012年頃は、介護されているお年寄りの奥さんか旦那さんが付き添ってきている、いわゆる老々介護のパターンを多く目にしましたが、ここ数年になって、急激に子供が親を介護するパターンが増えたように感じます。

 

自分もまだ親の介護をしていた頃は、そのような人達を見かけると、(お互いに、大変だよね~~~~同情。。)って、気持ちで見ていました。

 

でも、今となっては、もう (うわ~~~涙涙涙。。。)っていう、言葉にならないくらいの気持ちで見てしまい、(大変だよねー大変だよねー!でも、この大変な瞬間のひとつひとつが、いつか かけがえのないものだったと、強烈に気づく日が来るよ~)と、心の中で勝手に叫んでしまうのです。

 

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