冬の寒い時期に硬直していた筋肉が、春先になり暖かくなってくると緩むせいか、ここ数年春先には春先特有の股関節の痛みが生じていましたが、今年はそうでもないです。
もちろん、全く痛みがないわけではないですが。
私は常々思います。私と同じ股関節痛を抱えている人は、どの位の痛みを感じ、どの位のレベルの痛みになったら耐えかねて手術を決断しているのだろうか、と。
脚の障害を抱えた方でも、社会に出て働いている方をたくさん見かけます。
変形性股関節症を患っていても デスクワークの仕事なら、できなくはないのかなと思いますが。看護師さんや介護施設のワーカーさん、スーパーのレジ打ちやウェイトレスのお仕事をされている人でも見かけます。
こんなにハードな仕事をして痛くはないのかな、と心配になり疑問にも思い気になります。
今の私には、立ち仕事や動き回るような仕事は絶対に無理です。
では、私より脚の悪そうな方でもそのような場で働いている人達は、私よりも痛みは強く出ているけれど、我慢強いから大丈夫なのか?といったら、そうではない気もします。(もちろん、そういう人も一部にいるかもしれませんが)
変形股関節症の痛みの出方は、かなりの個人差があるようです。
見た目にかなり脚長差が生じているなど歪みが大きく出ていても、痛みはあまり感じられない方もいるようです。当然、その逆もあります。
私は日々股関節に痛みを感じ、数年前まではかなりの激痛も経験していますが、痛み止めの薬は飲みません。過去に整形外科を受診した際に出された痛み止めを、一週間程度飲んだことがあるだけで、その後は一度もありません。痛み緩和の湿布なども使おうとは思いません。
蒸し暑くなってくると片頭痛に悩まされることが多いのですが、薬は飲みません。
薬は飲まない!というポリシーがあるわけではないのですが、薬を習慣化してしまうと痛みに弱い身体になってしまうような気がして。。
(これは私が勝手に思っているイメージですよ(~_~;))
とにかく痛くなったら、休む! そして余裕があればマッサージする。瞑想する(これはなかなか習慣化できないけど。。)といった方法を優先したいです。
長年に渡り痛みと共に生きているので、普通の人よりは痛みに強い人間にはなっているかも。とは思います。
でも、私は痛みに対して我慢強いのか?といえば、そうではないかな。
ちょっと紙で手を切っただけでも、怖くてなかなか傷口を確認できない人です(^_^;))
痛みは数値で示すことができないので、自分の痛みレベルは他と比べてどうなのか?なんてわかりませんよね。
また、なにか楽しいことに熱中していると痛みなんて忘れてることもあれば、今まではなにも感じなかったのに傷口があることを発見したとたんに痛みだす、なんてことはよくあること。
痛みというのは、ある程度脳によっても だませるものなのかもしれませんね。