手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

生まれて初めて杖を使った日 2013年後半

変形性股関節症 発症から4年目(2013年後半)の記録

 

この年の7月 私は生まれて初めて、杖を使って外出してみることにしました。

 

その日は、最寄駅から電車で30分位の所で、高校時代からの親友と会うことになっていたのです。

 

脚の痛みがひどく出ていた時期だったので、杖があるとかなり楽でした。

ただ、高齢者ではないのに杖をついて外出することに、多少抵抗感はありました。

周囲の人から今の私は、どんな風に見られるのだろう?という、杖を使うことに対する羞恥心ようなものも多少感じていました。

 

でも、杖を持って思い切って外に踏み出してしまえば、抵抗感なく当たり前のように使えました。

 

この日、私が杖をついて歩くのを初めて見た旧友は、一瞬驚いていたようでしたが、私の脚が悪くなってきたことはよく知っている人なので、いつも通りに接してくれました。

 

杖に関しては、今現在は使っていませんが、この後6年位は使い続けました。

今は、杖を使わずに歩いた方が楽です。

股関節の状態はこの時期より、今はわりと安定しているように感じられます。

 

この年、私はやはり生まれて初めて電車で席を譲られました。

私の人生、こんなに早い時期に席を譲られることになるなんて、思ってもみなかったなぁ~(。-_-。) と、思いました。

 

高齢者でもないのに、席を譲ってもらうのはなんとなく悪い気がして、優先席が空いていたらなるべく優先席に向かい、どこにも空きがなさそうであれば、できる限り座っている人の前には立たず、ドアの前あたりに立つようにしてしまいます。

 

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それでもわざわざ遠くから、どうぞー!と呼びに来て、席を譲ってくれる方が世の中にはたくさんいることを知り、

 

人の情けが身に染みるとはこのことかー(/ω\)。。と、何度も思ったものでした。

 

この年は、痛みレベルとしては最強の10を何度も経験していました。

 

ある程度歩いて疲れた日はもちろん、季節的には湿度が高い梅雨時から夏の終わり頃までが一番辛かったようです。

 

しゃがみ込む動作は痛いのはもちろん、股関節にも一番ダメージを与えると思ったので、その動作は避けるようにしていたのですが、親の介護が進行するにつれ、しゃがみ込む動作をしないわけにはいかなくなりました。

 

でも意外なことに、痛みをこらえ、しゃがむ動作を再開してから、鼠径部辺りがブロックされたような変なツッパリ感がなくなり、股関節の痛みも軽減しました。

 

さらに言えば、変形性股関節症にはよくないとされていた、正座もできるかぎりしないようにしていたのですが。あえて正座も少し取り入れてみたところ、鼠径部周辺のこわばりがなくなり、股関節の痛みも軽減しました。

 

ただ、これは全ての股関節症の人に当てはまることではないと思います。

本来なら、よくないとされていることですから。

 

それでもなにかの偶然で、その時の自分には合っていた!ということが、よくよく調べていくと私にはたくさんあったようです。 

 

 

 

 

 


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