手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

親が生きている人をうらやましく想う

高校時代からの友人と、大学時代からの友人とは、長年に渡りブランクもなく、ずっと付き合いが続いています。

 

女の人は一生の友達が作りにくい、などという説も聞きますが、私も友人たちもずっと独身だったせいか、生涯の友として成立しています。

 

大学時代からの友人は、私と同じようにここ数年のうちに両親を亡くしました。

 

高校時代からの友人は、母親はまだ健在です。

 

彼女は母親が23歳のときに生まれたそうなので、彼女の母親はまだ84歳。

 

私の母は36歳のときに私を生んだので、生きていたら97歳か。

 

同級生でも、親がいつ生んだかによってだいぶ年齢は違いますね。

 

母がもっと早く私を生んでおいてくれたら、母ともっと長い時間を過ごせたのかな、なんて、たまに考えることもあるけれど、若くして親を亡くしてしまう人もいるわけだから、そう考えると十分すぎるほど私は親との時間はもらえていた気はするかな。

 

高校時代の友人とは、今年最後ということで先日会いました。

 

帰り際に彼女が

「じゃあ、よいお年を!」と。

 

私もそれに応え、

「○○ちゃんも、お母さんと一緒によい年越しをね!」

 

・・・と、言うつもりだったのに。

 

不意に涙があふれ。。。

 

「○○ちゃんがうらやましい。。」と言いつつ、号泣してしまい、彼女を慌てさせてしまったのです。

 

自分でもなにがどうしてこうなっているのか、しばらくわからないまま泣いていました。

 

落ち着いたら、その意味はすぐにわかりました。

 

親と一緒に年が越せるということに、

いいなあ(*´Д`)。。。。

(ノД`)・゜・。うらやましいなあ。。。

 

そんな想いが、急にあふれ出てしまったようなのです。

 

私の中では年間を通しても、年末年始って家族揃っての印象が強い時期だからかな。

 

彼女と別れたその帰り道。

 

晴れ間はあるのにパラパラと小雨が降る中を、さっき友人の前で突然泣き出してしまった自分のことや、父も母もいた頃の年越しを思い出しながら歩きました。

 

私は外にいるときに親を思い出すと、親の名を呼んでよく空を見上げます。

 

その日も、母の名を呼んで晴れ間が広がってきた空を見上げると、そこには今まで見たこともないような大きな虹が目の前に広がって見えて、鳥肌が立つほど感動しました。

 

 

こんなことは、単なる偶然、と思えばそれまででしょうけれど。

 

父や母が「目には見えなくてもいつも一緒だよ」ということを、私にだけわかるように、メッセージしてくれたんだなぁ。。。と

 

私にはそう強く感じられました。

 

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