手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年は別れの年でした

2022年も残すとこあとわずかとなりました。 毎年、今年の漢字を自分なりに考えてみるのですが、今年は別れの【別】にしようと思います。 今までの人生を振り返って、いつになく別れを多く体験した年だったように感じるから。 まずは何を置いても今年一番の別…

へたしりこむと立てなくなる母に手を焼く

在宅介護5年目 2014年10月~11月頃の母のことを記しておきます。 10月27日 この日は昼頃、母は兄に付き添われ、タクシーで1分ほどの距離にある整形外科から帰ってきました。 この当時母は月に一度、骨粗しょう症の薬をもらいに、定期的に受診していました。 …

テレビの情報番組はどこまで信じていいものか?

お題「気になる番組」 私は、健康に関するテレビの情報番組はわりと気にして観るほうです。 ここ数年で医学も急速に進んでいるようで、癌に関しても近い将来撲滅できるようになるとか、最近の抗がん剤治療は昔に比べて、副作用はだいぶなくなった、といった…

股関節が悪いので転倒には気を付けないと

2016年 変形性股関節症発症から7年目の記録をもとに、書いてみたいと思います。 私は股関節が悪いわりには、転んだりつまずいたりといったことは、今のところほとんどありません。 ただ2016年11月に、お店の外階段3段くらいあるところを上った際、軽く転んで…

腹部大動脈瘤の破裂を未然に防げた父

2019年11月に亡くなった父ですが、2012年10月(当時88歳)には腹部大動脈瘤の手術を受けています。 あれからちょうど10年経ちました。 腹部大動脈瘤とはお腹のところにある大動脈が 通常の太さの1.5倍以上に膨らんでしまった状態です。正常な人だと2㎝位のとこ…

親の介護に不慣れな息子や娘が気になる

両親の介護を卒業した今、ついつい目にとめてしまうのは、娘や息子に介護されている高齢の親達の姿です。 先日も、月に一度の内科受診に行った先のクリニックで、40代位の息子が付き添ってきていた80代位のお母さんを見かけました。 その日は、市の健康診断…

ついに還暦を迎え気持ちは複雑です。

タイトルからもお分かりの通り、私はこの夏、ついに還暦を迎えました。 年齢など気にしないで生きようとは思っているものの、やはり慣れ親しんだ50代から未知の60代という世界に入っていくには、抵抗感を含んだ緊張感があります。 60代か~。60代と言えば、…

ロンググッドバイ認知症の母との数々の別れ

少しずつ記憶を失って、ゆっくりゆっくり時間をかけて遠ざかっていくことから、アメリカでは認知症のことをロンググッドバイ(長いお別れ)と呼ぶこともあるようですね。 スローグッドバイなどと表現していたのも聞いたことがあり、認知症の母と長い年月をかけ…

葬儀に参列する人が少なくてもいい

この2年半ほどの間に、父と母、ふたつの葬儀をあげました。 ともに家族葬で、参列者は私と兄のふたりだけ、という小規模なものではありましたが、菩提寺もありやるべきことはきちんと丁寧にやれたと思っています。 両親ともに兄弟姉妹は多く、親戚付き合いも…

これで介護施設ともお別れです

2022年6月 要介護5だった母は96歳で亡くなりました。 先日、母が入所していた介護施設の退所手続きを済ませました。 その介護施設はショートステイで約1年、その後入所し約3年、合計4年近くお世話になりました。 介護施設やケアマネさんに関しては、当たり外…

老衰で弱った母を元気にした言葉

介護施設に入所していたに母が老衰で亡くなる一ヶ月ほど前(2022年5月)に、母の弟(私達にとっては叔父さん)に会わせることができました。 母の兄弟はたくさんいましたが、長生きしていると皆 他の兄弟たちは次々と亡くなってしまいます。 唯一生き残った叔父…

96歳の母は理想的な老衰死を遂げました

2022年6月 介護施設にいた母は 96歳で天寿を全うしました。 お昼に少しだけゼリーなどを口にした後、ベッドに戻りウトウトしているそのちょっとの間に、母の呼吸は止まっていたようです。 認知症はありましたがその他には取り立てて持病はなく、要介護レベル…

親の物を処分するということ

在宅介護5年目の2014年から、週二日ほど母にはデイサービスに行ってもらうようになったことから、私はそれまでなかなかできなかった家の片付けや大掃除に励みました。 認知症の母はもちろん、父もだいぶ物の管理能力は低下してきていたので、私がふたりの持…

ぶら下がり健康器具を買ってみた

今回は変形性股関節症発症から7年目 2016年6月の記録をもとに書いています。 この時期には、通常の親の介護に加え、家の大掃除や長年倉庫にあった不用品の片付けなどをしていたこともあり、脚の痛みはいつも以上に強く出ていたようです。 整骨院には、月に一…

高齢者が点滴になってからの余命は?

2022年3月末 桜が満開の頃に親友のお母様が亡くなりました。 親友である彼女とは学生時代からの長い長い付き合いです。 お互いにずっと独身で実家で両親と一緒に暮らしていた、という、とても似た境遇であり、今となっては身内に近い存在になっています。 病…

デイサービスでの母の残された能力に驚き!2014年7月の記録

今回は、2014年7月 母の在宅介護5年目の記録を振り返ります。 この年の5月から母はデイサービスに通い始めています。 この頃、デイサービスでの様子をたくさんの画像と共にプリントしたものを初めていただきました。「デイだより」のような新聞形式になって…

ストレスからか手湿疹に悩まされる。2016年3月

変形性股関股節症発症から7年目 2016年3月~5月頃の様子と、2022年現在の様子も併せて書いておきたいと思います。 今回は、股関節痛とは直接関係のない症状についての記録となります。 2016年、この頃から、手の指にポツポツと湿疹が出るようになり、皮膚科に…

介護用おむつの厚みが増していく頃。2014年6月の在宅介護記録

今回は、2014年6月 母の在宅介護5年目の記録を振り返ります。 母がデイサービスに行っている間には、日頃できない箇所の掃除などをこなしておく。 母の洗濯物が多い。梅雨時は大変。アイロンも使って頑張って乾かす。 この頃にはまだ少しだけ余裕も作れたの…

失われていく過去に思いを馳せる

今週のお題「復活してほしいもの」 今回は、お題に沿って書いてみたいと思います。 長く生きていると復活してほしいものといえば、ちょっとやそっとでは語りきれないほどたくさんあるものですね。 まず、私が今真っ先に頭に浮かべた復活して欲しいものは、2…

浮き指がウオノメの原因に。2016年1月~2月

変形性股関節症発症から7年目 2016年1月~2月頃の様子と、2022年2月現在の状態についても併せて記録したいと思います。 まずは、2016年2月には、相変わらずウオノメの痛みに悩まされ、スピ-ル膏(薬剤付きのパッド)なども使って除去するために励んでいます。 …

デイサービス帰宅後 2014年 5月と2022年1月の母の様子

今回は、認知症になった母の在宅介護5年目 2014年5月の記録と、2022年1月現在施設にいる母の様子について書いておきたいと思います。 5/3 初めてのデイサービスに行って帰ってきてからは、思ったより元気そうに見受けられました。しかし、夜間トイレに入って…

変形性股関節症になってよかったこと

今回は、変形性股関節症になってよかったと、思えることについて書こうと思います。 えっ!? よかったことなんて、本当にあるの❔ と、ほとんどの方は当然思われるでしょう。 もちろん、心からよかった、なんて思えることはありません。 でも、私の人生におい…