手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

これからの時代の60代で生きる

2024年私の人生においてもまた 新しいページが開かれました。

私は今年の8月で62歳になります。

以前は自分の年齢を堂々と公表することには抵抗がありましたが、60代になってきてからは、そうでもなくなってきましたね。

それは、もう歳なので開き直ったんだ、ということではなくてですね。。

最近の60代はみんなずいぶん若々しくて、歳を重ねる素敵さを醸し出している方もたくさんいて、若い頃に想像していた60代の印象とはだいぶ違います。

なので、歳をとったことを恥じる必要はないのかな、と気づき始めてきたわけです。

 

あ。でも。。歳を取ることを恥じたり、年齢を言うことに抵抗感があった自分って、なんなんだろう❔

これって、日本だと特にそうなのかもしれませんが、年齢だけを考えると「若い」ということに価値を置かれ過ぎていたように思いますね。特に、女性に対しては。

そして、歳を重ねた側の人たちは、歳を重ねた良さを語る人は少なく、年取ったことを嘆く人の数の方が圧倒的に多かった。

だから私も歳を取ることを恥じるような気持ちが、知らず知らずのうちに根付いてしまっていたんだろうな。

でも、同世代の話を聞いて、老化現象と思える話題で笑い合えることもあり、それはそれで楽しくもあるかな。

 

歳を取るごとに生きやすくなってきたし、人生楽しい。

私はそう感じています。

 

 

 

体力とか経済力といった部分に関しては、年齢と共に落ちていくものだから、ここに価値を置きすぎていると、だんだん辛くなっていく、ということはあるのかな。

 

私はもともと体力も経済力もなかったので、若い頃に比べて今は。。などと、嘆くような落差はこれといって感じられない。

 

それよりもむしろ、若い時期の方が世間を知らなかった分、人に対する緊張感が強く神経質な傾向が強かったけれど、歳を重ねるごとにそれらの傾向は緩和され、人を受け入れるキャパも広がりだんだん生きやすくなってきた。

 

昭和時代から活躍されているイラストレーターの田村セツコさんを年末にテレビで観ました。

 

85歳になられたようですが、見た目も内面も少女のように可愛らしくて、こんなふうに歳を重ねることもできるんだなぁ、とすごく感動!

 

老いは人生初体験の大冒険。ワクワク楽しまなくちゃ!

 

・・という考えの人です。素晴らしいなー!と私はめちゃくちゃ共感した。

 

このような考えの高齢者はとても少ないように感じますが、ある一定数は存在していると思うし、私もこういった考えに賛同してこれからを生きていきたい。

 

でも、歳を取ったら年寄りらしく、今さらワクワクなんてしなくていいし、静かに余生を過ごしていきたい。。。という考えの人も、それはそれでいいと思う。

 

高齢者の雰囲気にしても生き方にしても、どんどん多様化してきているし、それを選択できる自由も与えられているので、これから先の人生こそ、私は面白く生きられそうな気はしている。

 

これが、高齢者予備軍ともいえる年齢域に位置している、今の自分のありのままの気持ち。

 

 

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