手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

2020-01-01から1年間の記事一覧

ブログを再開して思うこと

2020年は私にとって、休息と充電の年でした。 ある程度しっかりと、時間を取って自分をケアすることができたので、新しい年に向けて歩みだす力が出せそうです。 他の方のブログもとても刺激になりました。介護のかたちも、病気に向き合う姿勢も、親子関係も…

親離れさせられたクリスマス

子供の頃から私にとってクリスマスは、1年で1番好きな日でした。 私の兄は幼い頃、サンタクロースを信じていたという話を つい最近聞きました。 なぜなら、寝ている間に母親がこっそり枕元にプレゼントを置くというサプライズを 兄にはやっていたからだと知…

攻撃すれば一番痛いのは自分

私は昔から、体力はあまりなかったせいか、一見すると 大人しく見られることは多かったのですが、気性はかなり激しいタイプでした。 そのため、自分と意見が対立する相手には、容赦なく攻撃して(あくまでも口で言うだけですが) 言い負かさないと気が済まない…

歳をとることのメリット

「歳を取ればとるほど、世の中のいろいろなことがわかってくるから楽しいのよ!」 以前テレビで美輪明宏さんが言っていたことが、いつまでも心に残っています。 私も歳を重ねるごとに、目に見えない世の中の仕組みとか、人間関係の法則のようなものが見えて…

記憶はいつしかセピア色に変わる

今週のお題「感謝したいこと」 父の一周忌は無事に終わりました。 父のお墓の前まで来たら、ちょうどタイミングよく 墓石のところに赤とんぼが飛んできて止まりました。 あ!これはきっと父が乗ってきたに違いない!と思いましたね。 傍にいたご住職に、 「…

幸せそうな人を見るのがつらいとき

喪中とは、喪に服する期間のことで、一般的には親族が亡くなった時から1年間とされているようですね。 そっか。もうすぐ私も喪が明けるんだ。 喪中の期間は祝い事や派手な活動は慎んだ方がいいとされているようですが、コロナの影響で私だけではなく、世界全…

アクリルボード越しの面会

介護施設に入所している母と、約4ヶ月ぶりに面会することができました。 7月にも1回だけ会うことができたのですが、その後またすぐに感染者数が増えたことで、再び面会はオンラインでしかできなくなりました。 今回もまた、時期的に感染者数が増えてきている…

父の思い出と「青い影」

父が亡くなってもうすぐ1年経ちます。2019年11月23日が父の命日です。 11月の抜けるような青い空とか、この時期特有の秋の深まる気配を感じると、父との最後の思い出が鮮明によみがえってきて、悲しみを抑えることはできません。 昨年の今頃は、病院にお見舞…

ハロウィンの夜に見たカラーの夢

今週のお題「急に寒いやん」 今年もまた、秋らしい快適な気候を感じられる時期はほとんどなく、このまま冬に突入していくのでしょうね。 ちまたでは「寒い寒い」という声がとっくから聞こえるようになってきていますが、この秋はまだつらいレベルの寒さを感…

病院に行くとお年寄りが気になる

私は、コレステロールの数値が高めなので、その薬をもらうために月に一度、内科を受診しています。 兄も持病があるため、一緒に通院しているのですが、去年までは両親も一緒に受診していたので、介護タクシーで連れて行って受診させるのにも とにかく一苦労…

古いメガネが老眼鏡の代わりになった

お題「捨てられないもの」 父の遺品整理を進めています。 それでも、亡くなった父の物だけ処分するのは、なんだかやっぱりかわいそうで、不公平な感じもして(今でも家族の一員だと思っているので)、自分の物も処分し始めました。 自分の不用品はあまりないと…

父親の遺品整理をはじめる

お題「断捨離」 父が亡くなってから来月11月で1年経ちます。 父が使っていた物は、まだ処分する決心がつかずにほとんど残してありました。 残しておいても、もう絶対に使うことはないものばかりだし、思い出として残しておくなら、ほんの少しの量だけ残せば…

運動と名のつくものは苦手です。

今週のお題「運動不足」 今週のお題は「運動不足」ですね。これはもう、私のためにあるようなお題です! 100%文化系インドア派人間の私なので。。。 コロナ禍でなにかとで歩く機会が減って運動不足になっている方は多いかと思いますが、私は脚が悪くなってか…

死にたいと思ったことはないけれど

コロナ禍で、精神的に不安定になっている人は多いようですね。 私自身も、年末から親の死などいろいろあった後に、コロナという流れが押し寄せ、精神的にかなりまいっている感じはしています。 三浦春馬さんにしても、竹内結子さんにしても、コロナが影響し…

お年寄りが苦手でした。

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」 正直言って、私は40代後半くらいまで、お年寄りとはあまり親しく接することができないタイプでした。 それはお年寄りは嫌い、ということではなく、単にお年寄りに慣れていなかったのだと思います。 うちはずっと両…

介護施設入所日までのカウントダウン

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」 秋の空気が漂いだすと、ちょうど昨年の今頃のことが次々よみがえってきて、言葉にならない感情が沸き立ち、我を忘れて茫然してしまうことが増えてきました。 昨年秋の終わりに訪れた 父の他界という大きな別れの前…

母を専業主婦にさせた私

介護施設に入所している 最愛の母に会えない日々が続いています。 7月に15分間だけ、テーブルをはさんでマスクして、なんとか顔を見ることはできたけれど、あとは月一程度のオンライン面会のみ。 母親と離れて暮らし 今月9月で1年経ちます。 生まれてから今…

筋肉のコリは万病のもと

今現在、私の股関節痛の原因のほとんどは、筋肉の異常によるものだと思えるので、これからはその筋肉のコリを解消していき、少しでも元の正常に機能できる筋肉状態に戻していきたいと考えています。 慢性的な筋肉異常による身体の不調は、私のように変形性股…

股関節痛を自力で治す!

今週のお題「読書感想文」 変形性股関節症に苦しめられて、約10年。私には股関節痛を自力で治す!という、人生最大の課題があります。 手術をしなくても、一生自分の股関節で問題なく暮らしていけるかもしれない、という希望を持たせてくれたのが、ちょうど1…

夏は一番苦手です!

今週のお題「暑すぎる」 私は真夏に生まれたわりには、夏が一番苦手です。 子供の頃は、時代的にも地球温暖化は進んでなくて、夏の暑さでも現代のような殺人的な暑さではなく、夏休みもあることから、夏は好きな季節だった気がします。 夏は苦手!と、公言し…

記憶を失う恐怖

今週のお題「怖い話」 ここはどこ? 私は誰? 目の前に見えるのは、長い廊下と・・・白い壁だけ。 あ。誰かこっちに向かって来る。 ニコニコ笑ってる。 え?なに? なにか私に話しかけてるけど、小さい声だし、なにを言ってるのかよくわからない。 でも、良…

親孝行ってなんだろう?

必死で親の介護をしていた頃に、兄も私も人からよく言われたけれど、心には響かなかった言葉があります。 それは、 「えらいね」 「親孝行だね」 ・・・・・という、ほめ言葉? これって、言われた側としては光栄なことなのかもしれないけれど、介護で疲れ切…

アンチエイジングには励んでないけれど

昨日でまたひとつ 歳を取ってしまいました。 毎年のことながら私の誕生日は暑くて、優雅に誕生日気分になんて浸っていられません。夏が一番苦手なのに、真夏に誕生日が巡ってくるのはなんとも残念。。 去年のお誕生日は、両親も一緒にいて過ごせたのに・・と…

息苦しそうだった父の姿を思い出す

父がまだ生きて家にいた 去年の今頃(2019年7月)の日記を見てみました。 95歳で亡くなる4ヶ月前に当たるこの頃の父は、とにかく身体がつらそうでした。 それまでは、多少疲れてても昼間なら横になることなどなかった人が、日中でもすぐに横になりたがるように…

健康とお金を天秤にかけると

今週のお題「2020年上半期」 2020年上半期は、コロナウィルスの影響でほとんどの人が混乱したり不安定な状態にあったと思います。当然、私もそうです。 年明け頃からある程度計画していたことが、あまり進んでいません。 特に滞ってしまっているのが、仕事の…

お墓を守っていくということ

東京のお盆は7月です。今年は父の新盆であり、住職さんが家に来てお経をあげて下さいました。 お寺関係のことは今まで本当に疎くて、父が亡くなってからは その都度ネットで調べまくり、兄と奮闘してやり遂げてきています。 miyuyuchang.hatenablog.com 檀家…

やりたいようにやらせてあげれば良かった

両親の介護から 解放された今だからこそ思うのだろうけれど、父にしても母にしても、家で一緒に暮らしている時には、もっとやりたいようにやらせてあげれば良かったな、と。 (父は2019年11月に亡くなり、母は2019年9月に介護施設に入所しています) よくよく…

過去に戻って修正したいこと

今更ですが、3週に渡ってテレビ放映されたバックトゥザフューチャーを、初めて見ました。 過去を変えると、それに関連した現在も未来も変わっていく、という発想は、自分の人生を考えるのに役立つ気がします。 そこでもしも、過去に戻って修正したいことがあ…

どうして生きているうちにもっと。。。

今週のお題「お父さん」 今年もまた父の日は巡ってきます。 父がこの世にいなくなってから 初めての父の日がやってきます。 去年の父の日には、家族揃ってみんなで過ごせました。 母もまだ介護施設には入ってなくて、家にいましたから。 生前の父には、面と…

親を亡くした悲しみの雨

今週のお題「傘」 2019年11月の末に父が亡くなった後しばらくは、私の心の中は悲しみの大嵐が吹き荒れていました。悲しみの大嵐が吹き荒れる中を、私は子供用の小さな傘をさして、びしょ濡れになりながら立ち尽くしていた、そんな感じがずっと続きました。 7…