手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

2019-01-01から1年間の記事一覧

股関節症 手術はしない選択

変形性股関節症であるということを認識してから、ちょうど10年になります。 10年前の今頃はかなり股関節の痛みが強くなってきて、年明け早々に整形外科を受診したことを思い出します。 「変形性股関節症」という言葉は、その時ドクターから伝えられたのでは…

家庭に居場所のなかった父親

父が亡くなってほぼ一か月が過ぎました。 思い起こせば私はずっと 父親よりは母親が好きで、若い頃には特に用がなければ 父とは話もあまりしなかった気がします。 母も父とはそんなに仲の良い夫婦という感じではなく、私達子供優先の生活をずっと送ってきた…

介護施設への入所連絡

介護施設への母の入所が決まったのが、2019年9月中旬のことでした。 入所が決まった連絡を受けたのは私です。 「施設の方に空きが出ましたので、次のショートステイの後から そのままずっとこちらでお預かりできますが、どうですか?」 「えっ!? ・・・・」 …

股関節ってどこだっけ?

「私は、股関節が悪いんですよ」と言うと、 「えっとぉ~。。股関節って、どこでしたったけ?」 と、聞かれることがけっこう多いです。 股関節痛の人の多くに、あるある的な話ではないでしょうか。 腰痛やひざ痛の人に比べると、股関節痛人口は圧倒的に少な…

親戚付き合いは ほぼなくなった

親が超高齢になってくると、親の兄弟のほとんどは、亡くなっていたりするものです。 その子供たち、つまり私達ジュニア世代にとっては いとこに当たる人達との付き合いが希薄だった場合、親戚付き合いは消滅していくことも多いのではないでしょうか。 私の父…

認知症の歯科治療は大変

それは201811月のある日のことでした。 まだ在宅で介護されていた認知症の母は、よく食べこぼしていたり、鼻水や涙がでやすかったりしていたので、ティッシュペーパーは常に手元にありました。 普通の人なら使い終わったらすぐに捨てるなど、いつまでも手に…

股関節症のはじまり

私の場合 左の股関節の違和感や軽い痛みは、30歳頃から出始めました。 そこでとりあえず整形外科を受診しレントゲン検査をしたところ、先天性股関節脱臼が原因で、股関節に痛みを生じているようだ、というような話を聞きました。 先天性股関節脱臼 って? 私…

母の介護認定を受けるきっかけ

2019年9月に介護施設に入所するまで、認知症の母を在宅で介護しているなかで、過酷だった体験は数限りなくあります。 その中でも2013年頃から始まった失禁は、まだ介護経験の少なかった私にとっては、かなりハードな試練に思えました ある晩、明らかに母がパ…

娘のことも忘れてしまう母

2019年9月に介護施設に入所した母のことは 在宅で10年近く介護していました。 認知症状が出始めてから、かれこれ10年は経っていると思いますが、今でも母はよくおしゃべりをします。耳が遠く、理解力はだいぶ低下しているので、こちらからの問いかけにうまく…

脚の筋力を落とさない

両親の介護をしている間は、ほとんど家から出ることはできず、買い物もネットスーパーに頼っていたので、ほぼ歩かない生活がここ数年続いていました。 変形性股関節症の人にとっては、歩きすぎは良くないとされていたので、歩かないことによる問題はあまりな…

最後は永代供養になるだろう

11月末に亡くなった父の納骨に間に合うよう、大急ぎでお墓を注文しました。 介護離職中の身にとって、この時期に莫大な費用が出ていくのは、めまいがするほどの不安はありましたが、父が一生懸命働いて貯めたお金を使うので、使って当然の出費と言えるでしょ…

母の入所を決意したきっかけ

とりあえず今は在宅介護からは解放されたので、こうしてその体験をブログに記録する余裕も多少はできましたが、介護している間は、まず介護が中心で、その合間を縫って家事をするのが精一杯。 自分のことなんてする余裕は全くなく、美容院にも3年位は行って…

変形性股関節症

私自身は、10年ほど前(2009年頃)から、股関節の痛みに悩まされるようになり、今現在は長距離歩くことはできなくなり、日常生活においても、しゃがんだり立ったりといった動作は なにかにつかまらなければできない状態です。 特に、座っている状態から立ち上…

一緒に暮らしていた父親の死

ひとはある程度の年齢になれば独立し、親元を離れていくというのがオーソドックスな家族の在り方だと思うけれど、私自身も含め、そうではない人も増えているのは確かだと思う。 独身の子供にとって、同居していた親の死はいくつになっても相当つらい。 自分…

こんな人が書いてます

2010年頃から認知症状がはっきり出始めた母を、在宅で10年近く介護してきました。 2012年頃からは、それまでは元気だった父親も体調を崩し始め、兄と一緒に両親をみるという 過酷なW介護のスタート。 最終的には介護によって職も手放しました。 2019年9月末…