父の死によって気づかされたこと
父が亡くなって今月11月で丸2年が経ちます。 今回は2019年11月に、95歳で亡くなった父のことを書きたいと思います。 今でもまだ、父がなくなった日のことはもちろん、亡くなる前までの父の様子は鮮明に思い出すことができます。 11月に入った途端、この時期…
今週のお題「鬼」 人が亡くなることを「鬼籍に入る」なんて言い方もありますね。 一昨年、私は父が亡くなるまで、人の死というものに深く関わったことがなかったこともあり、死というものがとても恐怖でした。 幽霊なんて生まれてこの方一度も見たことはない…
今週のお題「感謝したいこと」 父の一周忌は無事に終わりました。 父のお墓の前まで来たら、ちょうどタイミングよく 墓石のところに赤とんぼが飛んできて止まりました。 あ!これはきっと父が乗ってきたに違いない!と思いましたね。 傍にいたご住職に、 「…
喪中とは、喪に服する期間のことで、一般的には親族が亡くなった時から1年間とされているようですね。 そっか。もうすぐ私も喪が明けるんだ。 喪中の期間は祝い事や派手な活動は慎んだ方がいいとされているようですが、コロナの影響で私だけではなく、世界全…
父が亡くなってもうすぐ1年経ちます。2019年11月23日が父の命日です。 11月の抜けるような青い空とか、この時期特有の秋の深まる気配を感じると、父との最後の思い出が鮮明によみがえってきて、悲しみを抑えることはできません。 昨年の今頃は、病院にお見舞…
お題「断捨離」 父が亡くなってから来月11月で1年経ちます。 父が使っていた物は、まだ処分する決心がつかずにほとんど残してありました。 残しておいても、もう絶対に使うことはないものばかりだし、思い出として残しておくなら、ほんの少しの量だけ残せば…
必死で親の介護をしていた頃に、兄も私も人からよく言われたけれど、心には響かなかった言葉があります。 それは、 「えらいね」 「親孝行だね」 ・・・・・という、ほめ言葉? これって、言われた側としては光栄なことなのかもしれないけれど、介護で疲れ切…
東京のお盆は7月です。今年は父の新盆であり、住職さんが家に来てお経をあげて下さいました。 お寺関係のことは今まで本当に疎くて、父が亡くなってからは その都度ネットで調べまくり、兄と奮闘してやり遂げてきています。 miyuyuchang.hatenablog.com 檀家…
両親の介護から 解放された今だからこそ思うのだろうけれど、父にしても母にしても、家で一緒に暮らしている時には、もっとやりたいようにやらせてあげれば良かったな、と。 (父は2019年11月に亡くなり、母は2019年9月に介護施設に入所しています) よくよく…
今週のお題「お父さん」 今年もまた父の日は巡ってきます。 父がこの世にいなくなってから 初めての父の日がやってきます。 去年の父の日には、家族揃ってみんなで過ごせました。 母もまだ介護施設には入ってなくて、家にいましたから。 生前の父には、面と…
今週のお題「傘」 2019年11月の末に父が亡くなった後しばらくは、私の心の中は悲しみの大嵐が吹き荒れていました。悲しみの大嵐が吹き荒れる中を、私は子供用の小さな傘をさして、びしょ濡れになりながら立ち尽くしていた、そんな感じがずっと続きました。 7…
2020年の春は、新型コロナウイルスの感染により 誰もがお花見どころではなかったですね。でも、例年なら多くの人が、それなりに桜の花を愛でる余裕はあったのではないかな、と思います。 ここ数年の私は、桜をゆっくり眺めることもないままに 介護に追われた…
老衰死に向かっていった父の様子を思い出しては、どんな意識状態であったのか、あれからずっと気になっています。食事が摂れなくって、水分を摂ることも受け付けられなくなり、点滴だけで過ごしていた数日間。 私が最後に会えたのは、父が亡くなる3日前でし…
2020年が明けましたが、喪中なのでひっそりと暮らしています。 去年までは家族4人でずっとお正月を迎えていたのに、今年は兄とふたりきり。 施設に入っている母のところには、明日かあさってには会いにいこうと思います。 今日はお寺にお年始の挨拶に行って…
父が亡くなってほぼ一か月が過ぎました。 思い起こせば私はずっと 父親よりは母親が好きで、若い頃には特に用がなければ 父とは話もあまりしなかった気がします。 母も父とはそんなに仲の良い夫婦という感じではなく、私達子供優先の生活をずっと送ってきた…
11月末に亡くなった父の納骨に間に合うよう、大急ぎでお墓を注文しました。 介護離職中の身にとって、この時期に莫大な費用が出ていくのは、めまいがするほどの不安はありましたが、父が一生懸命働いて貯めたお金を使うので、使って当然の出費と言えるでしょ…
ひとはある程度の年齢になれば独立し、親元を離れていくというのがオーソドックスな家族の在り方だと思うけれど、私自身も含め、そうではない人も増えているのは確かだと思う。 独身の子供にとって、同居していた親の死はいくつになっても相当つらい。 自分…