手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

足の指が弱まると歩けなくなりそう

変形性股関節症を患うようになってからは、外反母趾のような足指の変形も起こりやすくなり、足裏にできたウオノメやタコなどには散々悩まされ続けています。

それでもひどくならないよう、できることはその都度改善方法を模索しやっています。

 

このところ気がかりだったのは、股関節痛のない方の右足に外反母趾のような兆候が現れ、親指が巻き爪になり、中指の爪が厚みを増し変形していたことです。

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私は左の股関節に痛みがあるため、どうしても右足ばかりに重心をかけてしまうので、足の分部に関しては、右のほうがダメージが出やすいのです。

日頃は痛みのある股関節にばかり気持ちを向けているので、足指が多少おかしくなっていたとしても、あまり気にはとめませんでした。

 

でも、右足指が内側にまが曲がり始めているのが目に見えてわかったとき、足指の力がすっかり衰えていることにやっと気づきました。

 

股関節が痛いので、爪先立ちなんて普段試みることはなかったのですが、壁につかまっていたとしても、爪先立ちができなくなっていました。足指に力が出ないのと同時に、指をそらせる柔軟性まで失っていたのです。

 

 

そのため、本来は足指でも支えるはずの体重を、足裏の偏った部位だけで受けていたので、歩行バランスをさらに崩していたはずです。

 

股関節が悪いのは もはやある意味仕方ないと思っています。

でも、足そのものの機能まで低下させ、足の方まで悪くするかしないかは、もはや私の気持ちや行動にかかってくると思うのです。

 

とりあえず私がやってみたのは、外反母趾用の矯正サポーター。

これを数日間着けていただけでも、短時間にみるみる足指の力が復活し、一週間もすれば壁につかまることもなく、爪先立ちもできるようになりました。

 

足指に力が入ると、歩行もしやすくなりました。

早めに気づけば、すぐに自分で改善できることもあるんだな、と思いました。

 

ただ、今までと歩き方が変わったことにより、歩きすぎた日には、アキレス腱に痛みも出てしまいました。でも、すぐに治り股関節の方は問題ありませんでした。

 

良い変化を与えるにしても、自分の身体と対話しつつ、ゆっくりじっくり微調整していくくらいの慎重さは必要だな、とつくづく思います。 

 

 

  


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