手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

整形外科の通院をやめたわけ

2010年の年明け頃から変形性股関節症の症状が強く出始めた私は、その後2012年5月から2017年5月まで、近所の整骨院に通っていました。

 

通い始めの頃は、月に数回通っていましたが、徐々に月に1回のペースで定期的に5年間通いました。

 

以前の記事にも書きましたが、数年間通っていくうちに、整骨院に通うことの効果に疑問を感じるようにも。

 

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miyuyuchang.hatenablog.com

 

 

整骨院に通い始めた頃は院長先生が担当し、股関節の症状などを親身になっていろいろと聞いてくれました。

 

「絶対によくしてあげますから!」

 

そういった心強い言葉もいただけて、安心感を覚えました。

 

施術を受け始めた当初は、劇的に良くなったような感じもしていて、

 

やっぱりプロにやってもらうと、効果あるんだなあ、なんて思えました。

 

 

しかし、回を重ねて通っていくうちに、これといった大きな改善も感じられないことに気づき始めたのです。

 

施術してもらった直後はたしかに気持ちよく、脚の調子も良くなってはいるのだけれど、時間が経つとまた元に戻ってしまう、の繰り返し。

 

このまま惰性で通い続けていても意味がないから、やめてしまおうかな。

 

次第に幾度となく、考えるようになりました。

 

でも、やめてしまったら、どんどん悪化して、すぐに歩けなくなってしまうかもしれない。

 

そんな不安感とのせめぎ合いは長く続きました。

 

最初の頃は、院長先生も意欲的に私の施術に関わってくれましたが、次第に他の若いスタッフさんに回すことも多くなり、脚の具合もこちらから伝えていかない限り 気にかけてもらえることもなく、表現は悪いですが「見捨てられた感」を覚えていきました。

 

そして通院から5年を迎える頃には、親の介護がどんどん大変になり、通い続けることは難しくなり、ようやくやめる決心がつきました。

 

整骨院からは、見捨てられたといったような言葉を使ってしまいましたが、それはあのときの私が感じた主観であって、現実は違うかもしれません。

 

現実的に考えれば、もっと私自身も筋力を落とさないようなトレーニングをしていくなど、整骨院の施術と連携して調整をしていけば、もっと良くなっていったのかもしれません。

 

でも、あの当時の私は介護にも追われ、自分の脚の調整を自分でする余裕はなくなっていったので、整骨院に期待しお任せするだけの受け身でした。

 

私はあのタイミングで整骨院をやめたことは、間違ってなかったと思います。

 

私の場合には、整骨院をやめてからの方が、股関節のズレ感のような 強い痛みは出なくなりました。

 

整形外科に限らず、杖だとか股関節矯正のベルトとかスパッツとか、靴底に入れる補高用のインソールとか、股関節痛に効果がある、とされているものを次々と手放していった方が、かえって痛みは減っていった、という意外な結果でした。

 

ただ、これはあくまでも私の場合は、ということなので、これらの効果を否定する気持ちは全くありませんし、これから先、必要に応じて利用することもあるかもしれません。

 


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